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2020.08.06

撥水布について

目次

  1. 撥水布とは?
  2. 撥水布が使用されている商品は?
  3. 他の素材と比較してみた
  4. どれくらい使用できる?
  5. 金額はどのくらい?
  6. 実際に素材を確認したいときは?

 

1.撥水布とは?

撥水布は、ポリエステル100%の特殊耐久撥水加工がされた布地です。
皮膜の強度向上により、摩擦に対しても、撥水性能が優れています。
裏面にはアクリルコーティングを施した雨や水に強い素材です。

印刷方式が昇華転写インクを使用するので、発色性がよく鮮やかに印刷が仕上がります。
折りたたんで保管できますが、折り目のシワが出ることがあります。

綾織りという織り目が斜めの畝(うね)状に見える織り方で織られた素材で、触るとつるっとして滑らかな質感です。
綾織りで織られた織物はツイルと呼ばれることもあり、通常の織物の糸密度を上げて織るため肉厚で丈夫な生地となっています。

 

2.撥水布が使用されている商品は?

撥水布の特長について説明させていただきましたが、この撥水布はどのような商品に使用されているのか?
ご説明させていただきます。

一般的な使用事例としては、
・屋外スポーツイベントやスポーツチームの横断幕
・PR看板
・屋台テントの装飾(腰掛)
・テーブルクロス
などがあります。

水や汚れをはじく性質があるので、このような使用方法がございます。

弊社ではこの撥水布を主に屋外用幕の素材として使用しております。

撥水布は軽量なので、持ち運びが多い場合や素早い撤収が必要な場合のご使用に向いています。
スポーツ少年団やスポーツチームの応援用として、グラウンドのフェンスに固定したり、沿道や応援席で手に持って使用したりされることが多いです。
同じ屋外用幕素材である「ターポリン」にはない軽量さ、そして同じ布素材である「トロマット」にはない撥水加工を備えているいいとこ取りの素材です。

屋外用幕については別のブログ記事で詳しく説明しているので併せてお読みください!

 

3.他の素材と比較してみた

撥水布の特長について、上述させていただいた2つの素材と比較してみました。
トロマット…撥水布と同じ布素材で、屋内用の素材として使用されます。
ターポリン(スタンダード)…テント生地のような素材で、撥水布と同じ屋外用幕の素材として使用されます。

それでは早速、写真と一緒に説明させていただきます!
※すべて同じ条件で撮影しております。

水に濡らした時

水を垂らした時の各素材の表面を比較しました。

トロマット
水を垂らした瞬間、勢いよく水が布に染みこんでしまいました。

ターポリン(スタンダード)
水を垂らすと、水は染みこまずに安定した状態です。

撥水布
水を垂らすと、水は染みこまずに丸く安定した状態です。
(指で水滴を押し付けると、若干裏面に水分が染みこみました)

トロマットは水が染みこんでしまいましたが、ターポリン撥水布は水が染みこまずに素材の上に留まっていました。

 

汚れが付着した時

汚れが付着した時の各素材の表面を比較しました。

トロマット
勢いよく汚れが布に染みこんでしまいました。

ターポリン(スタンダード)
汚れは素材に染みこまず、表面で安定した状態です。

撥水布
汚れは素材に染みこまず、表面で丸くなり安定した状態です。

乾拭き後…
汚れを乾拭きしてみました。
1枚目がターポリン、2枚目が撥水布です。
(トロマットは汚れが染みこんでしまいました)
少し見にくいですが、汚れがこびり付いてしまい完全には汚れが落ちませんでした。

水拭き後…
上記の乾拭きした汚れをさらに水拭きしてみました。
1枚目がターポリン、2枚目が撥水布です。
どこに汚れがあったのか分からないくらい、まっ白になりました!
(実際に見ても汚れが分かりませんでした)

汚れの種類にもよりますが、ターポリン撥水布は汚れが染みこみにくく水拭きで綺麗になることが分かりました!

 

折りたたんだ時

折りたたんだ時と折りたたんだ後の各素材の表面を比較しました。

トロマット
四つ折りにしたところ、特に畳みにくさはありませんでした。

ターポリン(スタンダード)
四つ折りにしたところ、かなり強い力で押さえつける必要がありました。

撥水布
四つ折りにしたところ、特に畳みにくさはありませんでした。

広げてみると…
すべて強い力で押さえつけてから、それぞれの素材を広げてみました。

1枚目から順番にトロマット、ターポリン、撥水布です。
写真ではなかなか分かりづらいですね…。

トロマットはシワというより色味が若干薄くなっている印象です。
ターポリンは折り筋というよりも、四つ折りした時の角部分がクシャっとなってしまっている印象です。
印刷されていたら色剥げが発生する可能性があります。
撥水布は光沢感があるのでシワが目立っています。
ただ、織り方のせいかシワが付きやすい方向とシワが付きにくい方向があるようです。
(上記の写真の場合、縦方向の折りジワが目立ちますが、横方向の折りジワはあまり目立ちません)

どの素材も持ち運びや保管の際には折りたたむより巻いた方がシワは付きにくいです。

 

重量

各素材の重さを比べてみました。
1㎡の場合の重さと、屋外用幕でよくご注文いただく2サイズの重さを比較しました。
(トロマットは本来屋内用の素材です)

やはりターポリンと比べると布素材のトロマット撥水布が軽量ということが分かりました。
持ち運びや設置・撤収の頻度が多い場合は布素材をお選びいただく方が扱いやすいですね!

 

その他

その他、発色やインクの耐久性などを比較した場合の表もございますのでご覧ください。
それぞれの素材で特徴が異なりますので、ご使用になる環境やご使用頻度などを加味して適した素材を選ぶことが大切ですね。
もちろん、どの素材が適しているのか判断するのが難しい場合はお気軽にお問合わせください♪

 

4.どれくらい使用できる?

それではこの撥水布はどれくらいの期間使用できるのか?

撥水布は数日使用して取り外す場合、数年にわたって複数回使用できます。
ただ、素材自体の耐久性というよりインクの耐久性によって、屋外での常設使用であれば約3-4か月の短期使用に限られます。
屋外常設だと3-4か月程で色あせが分かるようになりますので、常設での長期使用には向いていません。
(屋内常設の場合は1-3年ほどご使用いただけます)

トロマットの場合、屋外用ではないため屋内の場合の期間になりますが屋内常設で1-3年ほどご使用いただくことができます。
ターポリン(スタンダード)の場合、屋外常設で2-3年ほどご使用いただくことができます。

また、上記の期間は使用場所や環境によって多少変動します。
(あくまで目安の期間です。保証期間ではございませんのでご注意ください。)

 

5.金額はどのくらい?

一番気になるのは金額という方もいらっしゃいますよね。
サイズによって変わってきますが、目安として価格表がございますのでご確認ください。

正確な金額を知りたい、というお客様は下記リンクからお問い合わせください。
スタッフがお見積りさせていただきます。

 

6.実際に素材を確認したいときは?

実際に撥水布を使った屋外用幕を購入したい!でも実際に素材を確認してからじゃないと不安…。というお客様もいらっしゃると思います。
そんなお客様には「無料素材サンプル」をおすすめします。
下記のリンクからお申込み頂けると、弊社から素材サンプルを無料でお送りすることができます。

15時までにお申し込みいただけますと、当日発送が可能です。
※日曜・祝日は休業日のため、翌営業日の発送になります。

発送後通常3-5日程度でお手元に到着します。
ポスト投函のため、到着日時のご指定はお受けできかねますのでご了承ください。

 

まとめ

今回は撥水布について説明させていただきました。

1.軽量で持ち運びがラクラク♪
2.水をはじくので屋外での使用も安心!
3.汚れが付きづらくてお手入れが簡単!

屋外でも使用できる布素材「撥水布」をよろしくお願いいたします!

もしご不明点がございましたら、こちらからいつでもお問い合わせください!

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