大型出力屋

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商品紹介

2024.10.01

パネルの選び方について解説します!

お世話になっております。大型出力屋でお客様対応をしております中村です。
今回は、ポスターパネルの製作をご検討の際に、パネル素材ごとの特徴やメリット・デメリットをご案内させていただきます。これを読めば「どのパネル素材を選べばよいのか分からない」というお悩みが解決できると思います!ポスターパネル製作をご検討されているお客様に、おすすめの記事となっておりますので、よろしければぜひご参考ください。

 

  1. パネルの種類
  2. 各素材のメリット・デメリットについて
  3. パネルの反りについて
  4. 反りにくいパネルの組み合わせとは
  5. 用途別おすすめのパネルをご紹介
  6. まとめ

1.パネルの種類

大型出力屋(2024/01/01時点)では、以下のパネル素材を取り扱っております。

  • 7mm厚発泡パネル
  • 7mm厚ブラックパネル
  • 3mm厚アルミ複合板
  • 8mm厚強化段ボール

 

2.各素材のメリット・デメリットについて

各パネルのメリットとデメリットを記載させていただきます。ご予算や、使用期間によって、おすすめの素材は変わってきます。

3.パネルの反りについて

7mm厚発泡パネルと8mm厚強化段ボールの反り方を比較する

パネル素材の違いで反りがどれくらい変わるのかを比較しました。素材は7mm厚発泡パネル8mm厚強化段ボールでテストを行っております。印刷素材については、それぞれ最もよくご注文いただく印刷素材同士で比較します。

  • 7mm厚発泡パネル・・・・マットコート紙(ラミネート加工なし)
  • 8mm厚強化段ボール・・・塩ビ粘着シート(ラミネート加工なし)

テスト条件

観察期間  :2023年01月14日~2023年05月14日(5か月間)
パネル素材 :7mm厚発泡パネル、8mm厚強化段ボール
パネルサイズ:W300×H1200mm
インク量  :多い(黒一色)
設置場所  :屋内の日当たりが良い場所
設置方法  :スタンドにさして、下部は固定、上部は垂直に自立している状態

テスト結果(6か月後)

どちらもラミネート加工なしですが、8mm厚強化段ボールの方が反りが少ないのが分かります。8mm厚強化段ボールは反りに強く、耐久性があるため、発泡パネルに比べるとお値段は割高ですが、中長期的な使用を想定している場合にお勧めになります。

4.反りにくいパネルの組み合わせとは

印刷素材と各種パネル素材の反りにくい組み合わせ反りやすい組み合わせをランキング形式でご紹介させていただきます。

〇反りにくい〇印刷素材とパネル素材の組み合わせ

1位. 塩ビ粘着シート+ラミネート加工+3mm厚アルミ複合板
2位. 塩ビ粘着シート+8mm厚強化段ボール
3位. 厚手合成紙+ラミネート加工+7mm厚発泡パネル

パネルで反りを出さずに、何度も使い回しを想定しているのであれば、塩ビ粘着シート+ラミネート加工+3mm厚アルミ複合板がお勧めになります。屋内/屋外で、長期的なご使用が想定される場合は、こちらの組み合わせがおすすめです。また屋内で、中長期間、軽量なパネルをご希望の場合は、塩ビ粘着シート+8mm厚強化段ボールがおすすめになります。

✖反りやすい✖印刷素材とパネル素材の組み合わせ

1位. マットコート紙(ラミネート加工なし)+7mm厚発泡パネル
2位. 光沢紙(ラミネート加工なし)+7mm厚発泡パネル
3位. 厚手合成紙(ラミネート加工なし)+7mm厚発泡パネル

マットコート紙(ラミネート加工なし)+7mm厚発泡パネルは最も反りやすい組み合わせではありますが、ポスターパネル製作の中で一番安価な組み合わせになります。そのため、短期的(数日~数週間)な使用で、使用期間が終わったら、以降使用しないことが前提なのであれば、問題なくご使用がいただけるかと思われます。
※ブラックパネルの場合も同じような結果になります。

5.用途別おすすめのパネルをご紹介

  1. 短期的な使用で安価に製作したい
  2. 屋内で長期的に使用したい
  3. 屋外で使用したい
  4. パネル側面は黒がいい

1.短期的な使用で安価に製作したい

■マットコート紙(ラミネート加工なし)+7mm厚発泡パネル

ご利用シーン


・展示会

・会社説明会/卒業展示

・ポップアップイベント

製作実例


  

2.屋内で長期的に使用したい

■塩ビ粘着シート+8mm厚強化段ボール
■厚手合成紙+ラミネート加工+7mm厚発泡パネル

ご利用シーン


・常設展示の壁面装飾

・等身大パネル

・複数回利用予定の場合

製作実例


  

3.屋外で使用したい

■塩ビ粘着シート+ラミネート加工+3mm厚アルミ複合板

ご利用シーン


・看板

・屋外用等身大パネル

製作実例


  

4.パネル側面は黒がいい

■(マットコート紙or光沢紙or厚手合成紙)+7mm厚ブラックパネル

ご利用シーン


・側面が見える展示の場合

・シックな印象がご希望の場合

・高級感のある設置をしたい場合

製作実例


  

6.まとめ

パネルの特徴や選び方についてご紹介させていただきました。最後までお読みいただきまして、ありがとうございました。パネル製作をご検討頂いているお客様にとって、少しでも参考になりましたら幸いです。その他パネルについてのお問い合わせがございましたら、以下のブログもご参考ください。

その他のお問い合わせは以下よりご連絡ください。
皆様のご利用、心よりお待ちしております。

 

■その他お問い合わせはこちら

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